株式取引は自分で判断しないと後悔します

 

当時総務関係の仕事をしていて、訪問販売や保険勧誘といった方達を事務室に入れていいかどうかの判断をする立場にあり、ある大手証券会社の新人と応対した事がありました。


その新人のういういしいまじめな態度に好感を持って、何回目かで株式取引の口座を作る事にしました。株式は以前から少額取引を行っていたので、彼の説明は必要なかったのですが、その熱心さと勉強中という言葉に同情してそうしてしまいました。

その後、彼の情報で少額の株式の売買を繰り返し、ある程度の利益を上げました。1年ぐらい経ったある日、彼が上司と連れて来て私に紹介しました。その上司は、日頃新人へ応対してくれている事のお礼と、いい話があれば彼を通じて紹介するという話でした。

それから数か月が経過したある日、彼が部長から、是非あなたにお勧めするようにという事で、伝言を伝えて来ました。金額は1000万円必要との事でした。大金ですが、たまたま父親から預かったお金が1000万円手持ちであったのでどうしようか迷いました。

そして迷った末に、大手証券会社である事、彼の誠実さ、部長さんがわざわざお勧めしてくれたという3つの要素で承諾し、購入しました。ところが、何か月経っても上がりません。むしろ値下がりしています。彼に聞いても必ず上がります。

部長もそう言ってますの一点張り。その内、彼が東京支店に転勤になったと挨拶にやって来ました。後のやり取りは部長が直接するというので安心していたのですが、その部長も転勤してしまいました。結局購入した1000万円は、650万円でしか売れませんでした。

その補填の為に嫁に内緒でキャッシングしましたが今でも負い目を感じています。今だったら他人の勧めに乗る事はありませんが、あの時はまだ知識に乏しかったので、えらい間違いをしてしまいました。